リンケージの広告主規約(以下、「本規約」という。)は、株式会社リンケージ(以下、「当社」という。)と、本文にて定義する広告主との間の関係を規律するものである。

第1条(定義)

1.媒体社サイト、媒体社、ユーザー

当社所定の規約による入会契約を締結して、自己の運営するWEBサイトからネットワークを利用して、顧客を広告主サイトに誘導し、報酬を得ようとする者を媒体社といい、媒体社の運営するサイトを媒体社サイトという。また、媒体社サイト上のリンクを通じて、媒体社サイトから広告主サイトへ移動し、あるいは移動しようとする者をユーザーという。

2.広告主、広告主サイト

当社と当社所定の規約を締結して、自己の運営する商品やサービスを提供するWEBサイトに、ネットワークを利用して顧客を誘導することを希望する者を広告主といい、広告主の運営するサイトを広告主サイトという。

3.アフィリエイトプログラム、リンケージ、プロモーション

広告主サイト及び媒体社サイトによって構築され、ユーザーを広告主サイトへ誘導し、ユーザーの成果結果があった場合、広告主が媒体社に対価を支払う仕組みをアフィリエイトプログラムまたはプログラムといい、当社の提供するアフィリエイトプログラム代行サービスあるいはネットワークをリンケージという。アフィリエイトプログラムの媒体社サイトに紹介される1単位をプロモーションといい、成果報酬の決定をプロモーション単位で行うことができる。なお、アフィリエイトプログラムにおいて、媒体社が媒体社サイトに広告等を掲載すること(以下「提携」という。)を希望する広告主に対して提携の申請を行い、広告主がこれを承認した場合、広告主と媒体社の間に広告掲載契約が成立するものとする。

4.売上・リード、クリック、成果結果

ユーザーによる、広告主サイトでの商品やサービスの購入を売上といい、ユーザーによる会員登録などのフォーム入力やアンケートへの回答などのユー ザー情報の提供をリードという。また、媒体社サイトに掲載されている広告主の広告素材をユーザーがクリックすることを、クリックという。ユーザーによる売上、リード、クリックを総称して、成果結果という。

5.成功報酬、成果報酬、手数料

広告主から当社へ支払われる金額を成功報酬とし、当社が媒体社に支払う金額を成果報酬という。成功報酬から、成果報酬を差し引いた金額を、リンケージ手数料とする。

第2条(申込と承認)

広告主として申し込む場合は、当社が指定する申込書に必要事項を記入し、必要書類を添付して、申し込むものとする。当社が申込内容を審査し、申込を承諾した時点から本規約は効力を生じる。広告主が申し込みをした時点で、本規約(当社による変更があった場合には変更後のものも含む。)を理解し、これに服することに同意したものとみなす。

第3条(サービスの内容)

当社は、当社が開発し、運営・管理するネットワークを提供し、アフィリエイトプログラムを媒体社・広告主・及びユーザーが利用できるようにする。

第4条(オプション)

広告主がオプションサービスを申し込んだ場合、広告主は当社に対して、申込契約書に記載の料金を当社が指定する期限・方法にて支払う。

第5条(プロモーション期間・成功報酬単価決定の方法の選択)

広告主は、プロモーション開始までに、プロモーション運用の期間と媒体社サイトに対する成功報酬の決定方法(売上型・リード型・クリック型、あるいはその組み合わせ)を決定し、当社が指定する書式に記入し、提出しなければならない。 媒体社サイトへの成果報酬額は、当社が任意で決定できるものとし、広告主はこれに異議を述べない。

第6条(媒体社サイトの解除)

当社の判断により、プロモーション参加中の媒体社サイトを広告主の許可を得ずに解除する場合があり、この場合、広告主は当社に対し損害賠償請求をすることはできない。当該解除の判断の基準は、広告主側には原則として公表しないものとする。

第7条(成果結果の確認、成果報酬単価の確定)

1.広告主は、自ら当社管理画面上で認証を不要とする選択をした場合を除き、成果結果のあった日より60日以内に当社管理画面の認証画面にて、 個々の成果結果を認証または否認証しなければならない。60日を越えた成果結果は、自動的に認証確定される。

2.前項にかかわらず、クリックの成果結果は、全て自動的に認証確定される。

3.成果結果の認証により、広告主は当社に対し、成功報酬の支払義務を負い、成果結果の認証は、いかなる理由があっても取消・撤回することが出来ない。

4.広告主が認証を不要とする選択をした場合、個々の成果結果があった時点で、個々の成果結果の確定があったものとみなす。

第8条(成功報酬の支払方法)

当社は、毎月末日を締日として、広告主に関する全媒体社の成果結果の認証を集計し成功報酬金額として、広告主に対する請求書を発行し、広告主は、請求書記載の期日までに当社指定の預金口座に成功報酬金額を振り込まなければならない。振込手数料は広告主負担とする。

第9条(リンケージ利用代金の支払い方法)

広告主は、リンケージの利用代金として、毎月末日に、別紙記載の金額の基本管理料・オプション料を、当社指定の預金口座に振り込まなければならない。振込手数料は広告主の負担とする。なお、基本管理料、オプション料は、配信開始がなされた場合、理由の如何を問わず広告主には返還されない。

第10条(保証金等)

1.広告主は、当社が必要と認めた場合、アフィリエイトプログラムを利用するにあたり、当社が連絡する期日までに、当社の指定する金額の保証金を当社指定の預金口座に振り込まなければならない(なお、振込手数料は広告主の負担とする)。当社が保証金の入金を確認できない場合には、当社は、アフィリエイトプログラムの開始を延期又は停止することができる。

2.当社は、広告主のアフィリエイトプログラム上の未払債務が存在した場合、前項の保証金を未払債務に充当することができる。この場合、保証金からの充当については第20条を準用する。なお、保証金からの充当がなされた場合、広告主は、速やかに、前項で指定された金額と充当後の保証金との差額を本条第1項に定める方法により当社に支払わなければならない。

3.広告主のアフィリエイトプログラムの利用が終了した時点で広告主に当社に対する未払の債務が有った場合、当社は保証金から未払いの債務を控除した残額を広告主に返還する。なお、保証金は無利息とする。

4. 広告主は、当社が必要と認めた場合、アフィリエイトプログラムを利用するにあたり、当社が連絡する期日までに、基本管理費1か月分を当社指定の預金口座に振り込まなければならない(なお、振込手数料は広告主の負担とする)。当社が基本管理費の入金を確認できない場合には、当社は、アフィリエイトプログラムの開始を延期又は停止することができる。

第11条(広告主の遵守事項)

広告主は、広告主サイトにおいて以下の事項を行ってはならず、当社から、是正の要請があった場合には、すみやかに応じなければならない。

1.アダルトサイト、アダルトバナーを掲載しているサイト、暴力・虐待を推奨するサイト、 人権差別を推奨するサイト、その他、公序良俗に反する、又は法令に違反するなど、当社が不適当と判断するサイトの運営

2.当社に対して虚偽の情報を申述すること、あるいはリンケージに対して虚偽の情報を提供すること。

3.18才未満の者をサイトの担当者とすること。

4.本規約の各条項に違反すること。

5.その他当社が不適切と認めること。

第12条(IDとパスワードの管理)

広告主は、当社が付与したID及びパスワードを、善良なる管理者の注意をもって厳重に管理するものとする。万一、その管理を怠ったために損害が発生した場合は、広告主の負担とし、当社はいかなる責任も負わないものとする。

第13条(成果結果の管理)

1.広告主は、常に、当社管理画面上の広告主専用の管理ページにアクセスし、成果結果に関するデータを管理する義務を負い、不正な行為を発見した場合は、直ちに書面(電子メールを含む。以下同様。)により当社に報告しなければならない。

2.広告主が、成功報酬に関するデータの管理・不正な行為の報告を怠ったことに起因する損害一切は広告主の負担とし、媒体社とのトラブルに関しては、広告主が自らの費用と責任において解決するものとし、当社は一切責任を負わないものとする。

第14条(トラッキング用ソフトの管理)

広告主サイトにインストールされたトラッキング用のソフトウェアに関しては、広告主が常に管理する責任を負うものとし、広告主は、当社より通知されるアップデート情報などに対応しなければならない。万一、その管理を怠ったために損害が発生した場合は、広告主の負担とし、当社は一切の責任を負わないものとする。

第15条(著作権)

広告主は、リンケージにおいて著作権に関する問題のあるコンテンツを利用してはならない。第三者との著作権の問題が生じた場合は、当社は一切の責任を負わないものとする。この場合に当社が当該第三者に対して何らかの経済的な負担をした場合、広告主は当社が負担した全額を直ちに当社に支払う。

第16条(秘密保持)

1.当社及び広告主は、債務の履行に関連して知り又は知りえた他方当事者の秘密情報を、当該契約または個別契約の目的以外に使用し、または、他方当事者の事前の書面による同意なしに、第三者に公表してはならない。ただし、以下の各号に該当するものは機密情報から除外する。また、当社と広告主は、参加広告主等全般にまたがって集計された統計情報は、当該情報の主体が特定できない範囲において利用・公表できるものとする。

(1)情報開示者から開示を受けた際、既に情報受領者自らが所有していた情報

(2)本契約締結時点において既に公知であった情報及び本契約締結後に情報受領者の違反行為によらずして公知となった情報

(3)情報受領者が法律上正当な権限を有する第三者から守秘義務を負わずに合法的に取得した情報

(4)情報受領者が、機密情報を利用することなく、独自に開発した情報

2.当社及び広告主は、本契約の終了後は、提供された機密情報を返却または廃棄するものとする。廃棄する場合は、当該機密情報を再利用できない方法で廃棄するほか、廃棄したことを他方当事者に証明するものとする。

第17条(契約期間)

本規約の期間は、当社が申込を承諾した日より翌年同月の末日までとする。 契約の終了日の30日前までに当事者の一方からの事前に終了の通知がない限り、本規約は1年間同じ内容にて更新されるものとし、以後も同様とする。

第18条(広告主からの解約)

本規約を途中で解約する場合、広告主は解約希望日の5営業日前までに申請を行なうものとする。

第19条(契約・規約の解除)

1.当事者の一方が次の各号のいずれかに該当した場合には、他方当事者は、何らの催告及び自己の債務の履行をすることなく、当社と広告主との間の契約・規約を直ちに解除することができる。本項に基づく解除は、損害賠償請求権の行使を妨げるものでは無い。

(1) 本規約に定める条項の一にでも違反した場合

(2) 自ら振り出した手形または小切手が不渡り処分を受ける等、支払停止の状態に至った場合、または、手形交換所の取引停止処分があった場合

(3) 銀行取引停止処分を受けた場合

(4) 差押え、仮差押え、仮処分、競売または強制執行の申立てを受け、または、公租公課の滞納処分を受けた場合

(5) 破産、特別清算、民事再生の手続き若しくは会社更生の申立てを受け、または自らこれらの申立てをした場合

(6) 解散、合併、減資、または営業の全部もしくは重要な一部の譲渡等の決議をした場合

(7) 発行済み株式または持分の過半数が第三者に取得された場合

(8) その他当事者間の信頼関係を著しく損ない、本契約を継続しがたい重大な事由が発生した場合

2.前項に基づき本規約が解除された場合、相手方当事者は、本規約に基づく債務についての期限の利益を失い、ただちに支払わなければならない。

第20条(精算義務)

1.本規約が終了した時は、広告主は、終了日までの①基本管理料、②手数料、③各種サービスオプション利用料、④成功報酬を支払わなければならない。また、終了日以降もプロモーション期間中の成功報酬があれば、別途支払わなければならない。

2.広告主が債務の支払を怠った場合、自動的に、保証金より相殺される。充当は①②③④の順に行うものとする。

3.上記の相殺によっても債務が残った場合には、当社は該当する媒体社への支払いを行わない。当社は、これにより発生する媒体社からのクレーム等に対しては一切の責任を負わない。広告主と媒体社との紛争は直接広告主が自らの費用と責任において行うものとする。

第21条(担当者との連絡)

広告主と当社の間の連絡は原則として電子メールにて行われるものとする。広告主は、この連絡メールを拒否できないものとし、速やかに返信その他の対応をしなければならない。

第22条(サービス停止、変更、修正、追加、削除)

当社は、いつでもそのサービス内容を停止、変更、修正、追加、削除することができるものとし、広告主はこれについての異議を述べることや損害賠償請求をすることができない。

その内容の広告主への通知は5営業日前に電子メールにて行うものとするが、緊急を要する場合はその限りではないものとする。

第23条(保証の制限)

当社は、以下の事項の保証をしないものとする。

①サービスが停止することなく、問題なく運営されること。

②サービスに欠陥が生じた場合に、常に修復されること。

③サービス内にコンピューターウィルスなどの破壊的構成物を存在させないこと。

④これらのためのセキュリティ方法が充分に提供されていること。

⑤ユーザーの動作環境によらず、広告が正常に表示されること。

第24条(損害賠償・責任の限定)

1.広告主が本契約の履行に関し、その責めに帰すべき事由によって当社に損害を与えた場合には、広告主は当社に対し、当社が被った全ての損害(合理的な弁護士費用を含む。)を直ちに賠償しなければならない。

2.当社は、本規約に関する債務不履行、不法行為、瑕疵担保責任、製造物責任、その他請求の根拠のいかんに関わらず、得べかりし利益、あらゆる種類の付随的損害、派生的損害、及び特別損害について、責任を負わないものとする。

3.広告主は、当社が損害額を把握するために必要な場合、その他正当な理由があると当社が認めるときは、当社の請求により、成果結果およびこれに対応する売上のデータを直ちに開示しなければならない。

第25条(権利及びライセンスの帰属)

当社や広告主がそれぞれにリンケージに提供する、コンテンツ、技術、すべてのイメージ(バナーや商標なども含む。)に関する権利は、すべて提供する側に所属するものとし、他方はリンケージ上の限定された範囲内でのみその利用を許可されているものとする。また、他方は一方の事前の書面による許可なくして、それらの 内容などに対して一切の修正・変更はできないものとする。

第26条(譲渡)

当社又は広告主は、相手方当事者の事前の書面による同意なしに、本規約上の地位・本規約上の債権債務の全部又は一部を譲渡し、担保の目的に供し、または承継させてはならない。

第27条(反社会的勢力の排除)

1 当社及び広告主は、次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを表明し、保証する。

(1)自らまたは自らの役員及び使用人(役員とは取締役・監査役・執行役若しくはこれらに準ずる者をいい、使用人にはこれに準ずる者を含む。以下「役員等」という。)が、暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等その他これらに準じる者(以下、総称して「暴力団員等」という。)であること

(2)暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること

(3)暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること

(4)自らもしくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもってするなど、暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること

(5)暴力団員等に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること

(6)自らの役員または自らの経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有すること

(7)反社会的勢力に自己の名義を利用させ、本契約の締結及び履行をするものであること

2 当社及び広告主は、他方当事者が前項に違反した場合は、本契約を解除することができるものとし、当該違反した当事者は、その相手方当事者に対し、直ちに、当該違反により相手方当事者が被った損害(合理的な額の弁護士費用を含む。)の賠償をしなければならない。

第28条(不可抗力)

天災、当局の不作為、火災、ストライキ、洪水、疫病、暴動または戦争行為などの不可抗力があった場合は、いずれかの当事者も、本規約義務を履行する責任を負わず、履行遅滞について責任を負わないものとする。ただし、金銭債務についてはこの限りではない。

第29条(遅延損害金)

広告主が、本サービスに基づく金銭の支払義務を怠ったときは、年14パーセントの割合による遅延損害金(年365日の日割計算)を当社に対し支払わなければならない。

第30条(届出義務)

1.広告主は、住所・名称・代表者等の申込内容に変更があった場合、並びに、広告主サイトの内容やURLの変更、メールアドレスの変更、サイトの閉鎖等があった場合、速やかに書面により当社に届け出なければならない。

2.広告主が前項の届出を怠ったために、当社の通知または送付された書類が延着し、 または送達しなかった場合には、通常到達すべき時に到達したものとみなす。

第31条(準拠法・合意管轄)

本規約に関する問題は、日本法を準拠法とし、本規約に関する訴訟は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。

第32条(規約及び条件等の改訂)

1.本規約及び条件は、当社の判断により広告主の承諾なく随時変更・改訂を行うことができるものとし、広告主はこれを承諾するものとする。

2.上記改定後の本規約も、当社と広告主との間のすべての関係に適用されるものとする。

第33条(適用)

本規約は、事由の如何を問わず終了した場合であっても、終了までに生じた債務または損害賠償債務が存在する間は、これに必要な範囲で当社及び広告主に適用される。

2012年3月改訂

2021年3月改訂

以上